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sonyα7IIIとsigma150-600 Cで飛びもの撮影レビュー!〜オオアジサシの飛翔を撮影〜

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先日石垣島に野鳥撮影に行ってきました。8月ということで夏鳥が残りつつ、シギチの渡りも始まっているという野鳥撮影にはちょうどいいシーズンだったと思います。

 

この時期の欠点は暑さ、台風、そして飛行機代の高さですね。海もいい感じのハイシーズンですから仕方ないといえば仕方ないのですが...。

 

さて、今回は石垣島で撮影した野鳥のうちオオアジサシの話を切り取っていきたいと思います。

 

というのも、関西ではなかなかまとまって飛びものを撮影できる機会に恵まれなかったため、α7III+sigma150-600Cでの飛びものレビューがまともにできていなかったんですよね。

 

枝の上や地面の上でちょろちょろ動くくらいは撮影できたのですが、ダイナミックに動き回る鳥に対して対応できるのか?という疑問が残っていたんです。

オオアジサシの撮影条件

  • 石垣島の海岸沿い
  • 比較的逆光気味
  • オオアジサシとの距離は近〜遠まで様々

α7IIIに関する内部設定

  • ドライブ設定は連続撮影モード
  • コンテュニアスAF
  • フォーカスエリアはワイド

sigma150-600に関する設定

  • USBドックに関する設定はなし
  • 手振れ補正はモード1
  • AFリミッターはフルレンジに設定

α7III+sigma150-600 Cでの飛びもの撮影レビュー

正直なところ、早く飛び回る鳥はさすがに純正レンズを使わないといくらα7IIIでも厳しいだろうなと思っていました。

 

ですが意外と歩留まり良く狙えると言うのが正直な感想です。一度捕まえればフレームアウトしなければ追いかけてもくれます。

AFの合焦について

けっこう小さく写っている状態でも一度捕まえてさえくれればAFは合い続けてくれるので、α7IIIの優秀さが伺えますね。それにAFの測距ポイントの数が多いのも飛びものを撮るときに助かるポイントです。

 

例えば過去に使っていた7DなんかだとAFの測距ポイントの数が少ないので、測距ポイントのないところに入られると鳥にはピントが合わなくなります。

でもα7IIIだと抜け目なく測距ポイントが配備されているので、比較的どこを飛んでいてもスムーズに対応してくれます。

 

画面端っこの方が中央よりもAFが合いにくいような気もしましたが、これはまず中央で合わせてフレーミングで調整すれば十分でしょう。

 

後からトリミングすることもできるので、とりあえず飛んでいる鳥にピントが合うことが重要ですね。

フレーミングの練習は必要

AFの範囲設定は移動速度が速いので、ワイドにしていないと対応できない感じですね。高精度で追えると言うなら別に他の設定でも良いとは思います。

 

ただ、アジサシは直線的な動きだけでなくアップダウンすることもあるので慣れるまではフレーミングし続けるだけでも難しいかもしれません。

 

モータースポーツや飛行機なんかと違って、被写体も小さいですから背景の海の反射で画面中から見失うということもあります。

 

フレーミングが上達するだけでアジサシの撮影の効率は大幅にアップしたと言うのが正直な感想です。

撮影しづらいシーン

さすがにどんなシーンでも万能に対応できるセットと言うのは存在しませんし、今回のカメラなんてサードパーティ製レンズにアダプターまで噛ませています。

 

それを考えると当然撮影しづらいシーンだって出てくるわけですね。欠点を意識しながらどうやって良い写真を撮るかというのも腕の見せどころです。

 

ここではどう言うシーンで撮影しづらいのか、撮影の欠点になるのかという話をしていきます。

背景にピントが引っ張られる

当然ですが背景に鳥よりもピントが合いやすい物体があるとそっちにピントが引っ張られるので撮影がしづらいです。

 

例えば今回撮影の対象にしたのはオオアジサシなので割と白い部分が多い鳥です。背景に海面の反射などで白くなっている部分が多いとどうしても岩礁の黒い部分にAFが引っ張られたりするんですね。

一度ピントが外れると復帰に時間がかかる

もちろん飛んでいくので背景は常に変わります。ですが、ここでもう一つの欠点であるピントが外れた際の復帰時間が問題になります。

 

これは150-600のせいなのか、それとも純正レンズに変えたところで同じなのかはわかりません。

ですが一度ピントが外れると復帰するまでに時間がかかりますし、戻そうと思うとピントが外れたままフレーミングし続けなければなりません。

 

やってみると意外となんとかなるものですが、それでもここで撮りたかった...と思うようなシーンで写真が撮れないのはストレスになります。

α7III+sigma150-600 Cで撮影した飛びもの作例

ブログに載せる関係で圧縮しています。

画質は悪いですがこんなシーンくらいなら撮れますよというイメージなのでご容赦ください。

オオアジサシの旋回。これくらいなら余裕で撮れます。

ホバリング。これも簡単。空中で停滞してくれる分飛んでいる最中を狙うよりも簡単かも。

飛び込み直後。ダイビングのシーンはかなり早いので、狙えないと思ったら落下ポイントに構え直す方が良いかも。

飛び込んで海面に上がってくるシーンもなかなか写真にすると見応えがあります。

そこそこ離れていますが、こんなでもピントはあってくれますし追従もしてくれます。

飛び込み直後のシーン。正面から撮影するとこんな感じです。

夕暮れ時の暗いシーンでもピントが合ってくれます。

遠くを飛ぶエリグロアジサシ。オオアジサシよりもさらに小さいですが、ピントが合ってくれます。

夕暮れ時のダイビングシーン。フレーミングはできましたが、実はちょっと被写体ブレしてます。

豪快に糞を撒き散らします。オオアジサシにも糞にもピントが合いました。

終わりに

結論から言えば十分に撮影できるんじゃないか?という印象を持ちました。

 

ですが、もともと素晴らしい性能の機材を使っていた人からするとこんな性能じゃ最高の一枚は撮れない!と言われてしまうかもしれません。

 

ですがサードパーティ製レンズかつマウントアダプターを噛ませていることを考えれば十分なんじゃないでしょうか?それに大切なのは素晴らしいシーンに機材を構えることができるかだと思うので。

 

常に最高でなくても、自分の買える機材の中でベストなシーンと向き合えることが大事だと思うんです。

 

まぁ、今僕がα7IIIと150-600のペアを勧めるかどうかは別ですけどね。むしろこの組み合わせでここまで撮れるならsonyの新型200-600だとどんな性能になるのか楽しみで仕方ありません。

 

...欲しいなぁ200-600。

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