jaist(北陸先端科学技術大学院大学)

Jaist(北陸先端科学技術大学院大学)の就職事情について

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僕が通っていた学部が存在せず、大学院しか存在しない北陸先端科学技術大学院大学という学校は検索をかけてもなかなか情報が出てきませんし、一般的な知名度もありません。

 

入試を受けて入るまでは割とマジでわからないことだらけの学校です。オープンキャンパスや研究室訪問に行けばある程度の情報は手に入るのですが、それだけで情報の全てを網羅できるというわけでもありません。

 

だからわざわざ僕がこうやって体験談を書いているわけなんですけどね。今回は以前オープンキャンパスで聞かれたjaistって就職どうなんですか?という話についてです。

 

大学院は研究機関なので就職のことを気にして入ってくるのは間違っているという主張の人もいるかもしれませんし、僕もそれは正論だと思っています。意図せず専攻ロンダしてしまった身でこんなことを言うのもアレかもしれませんが...。

 

でも学生側からしたら気になるのも事実ですよね。グーグルで検索するとjaistの後に就職って予測変換も出てきますし。

結論から言うとjaistの就職は悪くない。むしろ良い!

僕の周りの人間、つまり情報系に偏った例でいうと就職の状況はかなり良かったです。知名度のある大手企業に行った友人も何人もいました。

 

学部の頃就職した時よりも明らかに良い就職先に内定をもらえたと言う人もいましたね。売り手市場だった時の話なので実際にはその人の就活をする時期に左右されるのかもしれませんが、少なくとも地方国立大の院生と同じくらいには扱ってもらえるので就職で弱いと言うことはないでしょう。

 

知名度がないことを心配する人もいるかもしれませんが、そこも問題ないと思います。合同説明会とかではどこそこ?って質問を受けることはあっても面接ではそういう扱いを受けませんでした。

 

まぁ、企業の人も面接中にそう言うことは言わないと思いますが、不当にESで落ちたとか面接で悪い扱いを受けたと言うこともなかったので大丈夫だと思います。

就職の支援も手厚い

他の学校の工学部がどうかはわかりませんが、jaistでは

  • 学内での就活セミナー
  • SPI模試(支援っていうかこれはほぼ強制)
  • 学内での合同説明会

などの就職支援が行われていました。僕もこれらにはかなりお世話になりましたし、小規模な大学院のみの学校でこれだけの支援があるって相当支援が手厚い部類だと思うんです。

大学院を変えた理由・専攻を変えた理由が説明しやすい

Jaistは専攻を変えてやってくる学生も迎え入れてくれる環境が整っており、基礎からの授業を用意してくれるなどの変更後の分野での勉強や研究についていくためのサポートが手厚いです。

 

分野を変更するきっかけの話を用意する必要はありますが、変更の方向を決めてなぜjaistを選んだのか?という話には先ほどの話をすれば大体の人は納得してくれます。就活で何回も聞かれましたが、僕も先ほどの話をして乗り切りました。

専攻が工学と違っても就職では同様に扱ってもらえる

別の記事で書いてる話ですが、例えば僕は元いた学部が農学系のところです。で、大学院から情報系に移ってきたのですが、就活ではその辺りなぜ分野変更をしたのかを聞かれることはあっても、元の学部が違うからプロパーの工学部の人間と差別を受けたりはしませんでした。

 

ここはjaistが企業から信頼があるからそういう扱いなのか、それとも別にどこの大学院で専攻を変えてもそんなものなのかわかりません。でも少なくともまともに就活をすれば元の専攻に関係なく就活では工学系として扱ってもらえます。

注意点は研究内容が決定するのが遅いこと

ここまでは

  • jaistは就職の支援が手厚い
  • 専攻を変えたことの説明をしやすい
  • けっこう知名度のある大手企業に受かってる人間もいる

みたいに良い話だったんですが残念ながら甘い話だけではありません。Jaistならではのデメリットもあります。

 

普通の大学院は入学の時点で大体の方向性も決まっていて、1年生の終わりの段階で授業を取り終わりそこそこ研究を進めるているという状況になっているでしょう。ではjaistはどうなのか?というとプロポーザルという研究内容決定の紙を提出する最終締め切りが3月末に設定されています。

 

今後どうなるのかはわかりませんが、つまりjaistは現在のところ研究内容を正式に決定するのが1年生の終わり頃という状況です。しかも人によっては3月31日に正式決定という形になる人もいますし、ほぼ決まっていたけどギリギリで研究内容がひっくり返ってしまうという人もいます。

学生は研究成果無しで就活に挑むことを覚悟しなければいけない

研究計画の提出が遅いことが原因で、修士の研究がまともにできないか?と言われるとそうではありません。短い期間で修士研究として成り立つように指導教員の先生にボコボコにされるからです。

そういうわけで出てくる頃には普通の大学院生レベルにはなっているという話なんですが、就活の時期の段階ではほとんどの人がプロポーザルを出し終えた段階でしかないんですよね。

研究の方針が固まるのが就活直前、最近のスケジュールでいうなら就活中なのですから研究を進めている時間はありません。

結果としてJaistの学生は研究成果なしで就活に挑む必要があります。企業の面談で見られているのは研究の成果のあるなしではないのでそこまで問題はないのですが、学生側からするとちょっとメンタルにきます。

それと何と言ってもプロポーザルの内容が影響して来るんですよね。プロポーザルの中で

  • どうしてその研究をするのか?
  • どうしてその手法を使うのか?
  • 他の手法との差は?

など定番の質問に対する答えを整理できていないと技術面接で質問されて黙り込んでしまいますからね。

終わりに

結局「jaistは就活に強いのか?」という質問に対する僕の答えはタイトルの通りですが、「YES」です。ですが弱点も存在するため、そこをカバーできるようにがんばる必要もあります。大学院生の就活に関する記事も書いているのでよろしければぜひそちらも。

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