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野鳥撮影初心者は望遠で撮影できるカメラを選ぶべき

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野鳥撮影を始めたいと思っている人は少なからずいると思いますが、その理由は様々でしょう。鳥が好きな人、写真映えを考えて野鳥を選ぶ人、バードウォッチングが趣味で識別用に写真を撮る人...などなど。

 

野鳥撮影用の機材自体、性能を求め出すと高価で大きくなりがちです。なのでどのような機材を選ぶべきかは予算や筋肉との兼ね合いになるでしょう。ただそれは本格的にやるようになってからの話。画質やAFよりも初心者には望遠性能がまず大事というのが今回の話です。

野鳥撮影用カメラで最低限抑えたい望遠という要素

野鳥撮影で使う機材には大きく分けて3つの種類があります。

  • 一眼レフorミラーレスカメラ
  • ネオ一眼
  • デジスコ

後でそれぞれの特徴は説明しますが、これらに共通して言えることは遠くの被写体を大きく写すことができる機材だということです。

 

例えば自然公園などで人馴れしていたり、餌付けされている鳥を撮影するのであればそこまでの望遠機能は必要ないでしょう。ですが普通の野鳥となると話は別です。

 

なかなか近づくこともできませんし望遠で遠くから写すほかありません。大は小を兼ねると言いますし、できる限り望遠で撮影できるカメラを購入するのが一番です。

野鳥撮影に使う機材1.一眼レフorミラーレス

僕も使っていますが、一般的な野鳥撮影に使われているカメラはこの種類でしょう。イメージとしては値段が高い代わりに高画質、そしてAFも早いです。その代わり機材の総重量は重くなりがちなので、体力に自信のない人は微妙な選択肢ですね。

 

そこそこ小型軽量で望遠も使えるオリンパスのOM-D E-M1markII+300mmf4みたいな機材も出ていますが、やはりいいお値段がします。

野鳥撮影に使う機材2.ネオ一眼

一眼レフやミラーレスよりも値段が安い選択肢としてネオ一眼が存在します。コンパクトデジカメのセンサーに望遠のレンズを付けることによって35mm換算での望遠を実現するというカメラです。

 

一眼レフやミラーレスカメラが35mm換算で600mm~900mmくらいなのに対して、nikonから出ているcoolpix p1000というネオ一眼は35mm換算で3000mmという数字を出しています。

 

当然一眼レフやミラーレスの方が画質は良いのですが、望遠に関しては数字上で3倍~5倍の差があることになりますね。

野鳥撮影に使う機材3.デジスコ

野鳥観察に使うフィールドスコープにカメラを直接装着して撮影する機材をデジスコと言います。カメラを取り外せばフィールドスコープになり、カメラを繋げば望遠のデジカメとして機能します。

 

メリットは機材の共有ができること、デメリットはフィールドスコープとカメラを同時に扱えないことですね。あと外している状態からカメラをいちいちセットするのは単純に面倒。

 

望遠としては3000mmクラスまで扱えます。ただその分お高くなるので、手軽に3000mmを実現したいならネオ一眼の方が良いでしょう。

35mm換算の焦点距離だけ見ればネオ一眼が優秀...でも?

35mm換算で3000mmを実現しているネオ一眼、しかも値段もデジスコや一眼レフに比べても安くおまけに機材重量も軽量と来ています。

ネオ一眼こそ野鳥撮影の最高の選択肢なのではないか?

個人的な答えは、最初の一台としては大いにアリ!です。やはり安い値段でこのクラスの望遠カメラを買えるのは大きなメリットです。最初のうちはガンガン野鳥を撮影して、野鳥撮影の楽しさに気づくことが上達への道ですからね。

ですが、軽量・望遠・安価なんてムシが良すぎますし、実際にフィールドに行って見かける機材はどれも大きなレンズをつけた一眼レフやミラーレスカメラです。どうしてなのか一応ネオ一眼のデメリットとして紹介しておきましょう。

ネオ一眼のデメリット

コンパクトで3000mmクラスの望遠ができるネオ一眼ですが、望遠機能に特化しすぎて画質面やAFの性能で一眼レフやミラーレスカメラに劣っています。

 

暗い場所ではノイズの乗った写真しか撮れませんし、AFも飛んでいる鳥を撮ることは難しいでしょう。また、トリミングへの耐性や画質、現像時のレタッチ耐性なども劣ります。

 

野鳥の写真を撮ることはできますが、自分が野鳥撮影に慣れてきた時に最高の一枚を求めるにはネオ一眼は役不足になりがちとも言えますね。

だから本格的な撮影をする人はネオ一眼ではなく大きな望遠レンズを付けた一眼レフやミラーレスに手を出したり移行していくわけです。

楽に撮影できて経験を積めることが野鳥撮影への興味を継続させる

デメリットも紹介しましたが、初心者への最初の一台としてネオ一眼は良い選択肢だと思うのです。僕自身、最初のカメラはネオ一眼からスタートしましたし、そこから興味を持って野鳥撮影を継続することもできました。

 

正直最初のうちは一眼レフに中途半端な望遠レンズをくっつけてもなかなか野鳥を撮影することはできません。慣れてくれば近づき方や距離感などがわかってきますが、最初のうちは近づきすぎて飛ばしてしまうことが多いです。

 

そういう時にあまり望遠が効かないカメラだと写真に収めるのが難しいです。ですが、望遠が効くネオ一眼だと多少画質は悪くても鳥がしっかり写った写真にはなります。

 

要は写真の「質」では劣りますが、撮れる「数」という面では大きなメリットになります。普通のカメラの射程圏外からでも鳥を見つけさえすれば写真にすることができますから。

  • 野鳥の写真が撮れる
  • 興味が継続して次回も野鳥撮影に出かける
  • 数をこなすことで撮影の工夫を凝らしたり、撮影技術が向上する

というサイクルになり、経験を積みやすくなるため上達も早まるでしょう。野鳥写真だけでなく、鳥そのものに興味を持ちやすくなると思います。

でも最初からうまく撮影しづらい機材で撮影に出かけたら

  • 野鳥の写真が撮れない
  • 楽しくないし、時間の無駄と感じる
  • 野鳥撮影に行く回数が減少する
  • 写真も撮れないし、技術も向上しない

というサイクルになります。だから初心者でもとりあえず野鳥写真が撮れるための要素として望遠という機能はとても重要なんです。

終わりに

野鳥撮影をずっと続けてカメラの性能や写真の画質などにこだわりだせば一眼レフやミラーレスに移行することになると思います。

それを見てネオ一眼を経由するのは金や時間の無駄だと思う人もいるかもしれません。でも本当にそうでしょうか?

 

確かにお金は無駄かもしれませんが、野鳥撮影に興味を持つための投資だと思えばそこまで悪い判断ではないと思います。むしろ最初から一眼レフに手を出して野鳥撮影がうまくいかずにやめてしまう方がよっぽど無駄ではないでしょうか。

 

個人的には興味を持つという段階は非常に大事だと思います。そのために「質」という面では劣っていても、「数」という面で強みを発揮できるネオ一眼は初心者にとって有益な投資になるのではないでしょうか。

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