バードウォッチング 写真

良い野鳥写真とは野鳥が大きく写った写真ではないと思う

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野鳥写真を撮るのが趣味のはるです。最近は望遠レンズも昔に比べて安くなりましたし、安くても性能が高い製品がどんどん発売されてきています。

 

個人的には今度発売されるというsonyの200-600がとっても楽しみです。お財布と相談してぜひゲットしたいところですね。

 

さて、性能の良い望遠レンズが簡単に手に入るようになったということは、昔のように野鳥をドアップで撮影することがもはや難しいことではなくなったということを意味しています。

ドアップの野鳥写真=スゴイ写真だった過去

昔は超望遠レンズ自体が高額なものしかなくて、現在のように廉価な超望遠レンズや1000mmを超えるようなコンパクトなネオ一眼などは販売されていませんでした。

 

だから野鳥や動物のドアップ写真は普通には撮れないものとして価値がありましたし、そもそも野鳥撮影をする人自体が少なかったわけです。

 

ですが現代の製品ラインナップを見ると、別に野鳥をドアップで撮影することは難しいことじゃありません。

 

むしろちょっと野鳥のいる環境を知っていて、見つけ方のコツを掴めば簡単に撮影できる...はずです。

 

普段からバードウォッチングをしている人にカメラを渡せば、ドアップで撮影できるようになるまでそこまで時間はかからないと思います。

 

僕自身もバードウォッチングを始めてから野鳥撮影をするようになったのですが、野鳥を大きく写すこと自体は簡単でした。

野鳥が魅力的な被写体なのは事実

昔に比べて簡単に大きく写せるようになった、だから野鳥写真の価値が落ちたとかそういうことを言いたいのではありません

 

野鳥自体は色味がキレイで仕草もたくさんありますし、とても魅力的な被写体だと思います。

 

ですが写せるだけでスゴイと言われるようなことはないと言いたいのです。

スゴイ野鳥写真を撮りたいなら、機材を扱えるだけではなくて写真の勉強をするとか野鳥の生態を知って魅力的な瞬間を写真にする努力が必要なのではないでしょうか。

魅力的な野鳥写真ってどうすればいいの?

どんな写真が魅力的な写真なのか?と聞かれると僕自身答えるのが難しいです。

っていうかそんなことを答えられるような腕がないのでアレなんですが、少なくとも被写体をドアップで写したようなだけの写真は好きではありません。

 

なんていうか、何も考えずに目の前に来た被写体をとにかくズームで近づいて撮影しているだけ...というように感じてしまいます。

昔の僕が好きだった写真がそんな感じだったんですが、色々写真を見ているうちにこういう写真じゃつまらないよなーって思うようになりました。

 

似たような例としてはポートレートが挙げられます。ポートレートも美人なモデルをただドアップで写しているだけの写真とかあるじゃないですか。

でもそんなの誰でも撮れるし、スゴイのは美人なモデルであって決して写真を撮っている側の人ではないんですよね。

 

ただそこにあるだけのものを写すだけなら誰でもできます。野鳥写真も廉価で高性能な超望遠レンズが普及している現在では同じなんです。

 

じゃあ良い写真を撮るにはどうしたらいいのか?という話なんですが、僕の中では3つ答えがあると思っています。

  • 決定的なシーンやポーズを撮る
  • 作り込んだ背景に写真の一部として野鳥を写す
  • 雰囲気を作る

はい、これ実は全部ポートレート写真から得た考えです。

人物写真なんて、写真の良し悪しは置いておいて撮ろうと思えば友達に声をかければ簡単に撮れるものじゃないですか。

 

しかも好きな場所に連れて行くことだってできるし、どこに立ってとかどんなポーズしてなどの指示をすることだってできる。

 

逆に野鳥撮影は場所は野鳥がいる場所でしか撮れないし、動き回るし、ポーズや仕草の指示なんて聞くわけがない。

 

被写体への融通で言えば真逆とも言っていいでしょう。それでもポートレートは大人気だし、融通効きまくりのくせにめちゃくちゃ奥が深い。

 

写っているだけでは価値が少なくなった野鳥写真に、新しい価値を生み出すとしたらポートレートを参考にせずに何を参考にするんだとすら思っています。

決定的なシーンやポーズを撮る

鳥の仕草や飛翔するシーン、餌を撮った決定的な瞬間を狙えば他の写真と差別化することはできます。

 

...っていうことがきっとみんなわかってるから餌付けしてでもそういう写真を撮ろうとするんですよね。

 

カワセミの飛び込みシーンとかそういうのの代表例じゃないでしょうか。面と向かってNOとは言いませんが、野鳥が好きなら過度な餌付けはやめましょう。

 

渡りの時期での餌を与えるのは衰弱死を防ぐとかで賛否両論ありますが、写真のためだけに餌付けするのはあまり好きではありません。

 

観察力を上げて自然な仕草やポーズを捉えることができるようになるのも写真の腕の一つだと思います。

作り込んだ風景に写真の一部として野鳥を写す

ドアップ写真ではなく、あくまで野鳥を写真の要素の一つとして捉えるということです。

 

どういう環境に住んでいる鳥なのか?とかどういう生態なのか?というのが伝われば素敵なのかなーと思います。

 

ここで難しいのが、風景部分を大きくしすぎて野鳥の存在感が無いなんてことがないようにしないといけないことです。

 

あくまで写真の意図として、野鳥を小さくしていることやそこに野鳥が写っている意味などを相手に伝えないといけません。

雰囲気を作る

エモい写真ってあるじゃないですか。あんな感じです。

要はその人の撮ってる写真だなっていう、撮ってる人間が想像がつくというか統一感みたいなものを出せればいいのかなと思っています。

 

この辺りは撮っただけでは難しので現像でうまく作り出して行く必要がありますね。

試しにLightroomのプリセットでいじってみたり、VSCOのフィルムプリセットなんかを野鳥写真に適用してみたらどうでしょうか。

終わりに:上手い野鳥写真を撮りたいなら野鳥写真だけ追いかけていてはダメ

ドアップ写真も嫌いじゃないですが、それだけだとワンパターンになるし、絶対上達しないなと思ったのでこういう記事を書きました。

 

特に野鳥写真を上手くなるためには

  • 他のジャンルの写真を撮る
  • 野鳥に詳しくなる

という2点が絶対必要だと思ってます。

偉そうなこと書きましたが、僕自身実践できていないことばかりなのでそこの指摘は勘弁してください。

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