専攻ロンダリング

大学院入試は併願可能だが、日程被りという注意点もある

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ある意味常識といえば常識なのですが、大学院の入試は日程が被らない限りは併願が可能です。国立でも私立でも!

 

大学入試の時は国立は前期後期、もしくは中期で最大3つ。日程も決められていましたが大学院入試はそうではないのです。当然受験料はかかるので、一発で希望の大学院に決めるのが望ましいんですけどね。

 

さて、そんな併願可能な大学院受験ですがいくつか注意すべきことがあります。

大学院受験で注意すべきこと

併願とか考えるその前に。まず、大学院は研究室生活がメインになります。つまりその研究室の人間や研究内容が自分の生活に密接に関係するということ。

 

自分の希望した大学院・研究室に入れないと後悔も残りますし、モヤモヤするかもしれません。学歴コンプや大学院コンプを発症したり、好きでもない研究をずっとやることになるかも。

 

簡単に結果が出る研究なら誰でもやる気は出るものなんですが、研究成果が出にくい研究や0からテーマを作る研究だとモチベーションを保つことが非常に大事になります。興味を持てる研究ができるということは非常に大事なんですよね。

 

それに下手を打つと研究室がブラックでまともに修了できる人がいないなんてところに入ってしまうかもしれません。学歴コンプなんかよりもこっちの方が問題ですね。

 

大学院は大学名で選ばずに、研究室の雰囲気や研究内容で選んだ方が幸せになれると思います。その上で選んだ大学院が有名なところだと、就活や研究費の面でメリットがあるかもしれません。

 

でもそれはあくまで+αの話。少なくとも大学院で修士を終えて就職するだけなら研究室の雰囲気と研究内容をまず第一に考えるべきでしょう。

大学院の受験日程が被っていることがる

さて、話が逸れました。最低限の受験先選びを満たした上で問題になることは大学院の受験日程の話です。

 

受験日程さえ違えば併願することができるという話をしましたが、全ての大学院で受験日程が被っていないということはありません。

 

レベルの高いところは普通に日程が被っていることだってありえます。例えば東大と東工大の受験日程が被っているとか。

 

前もって併願先を見極めておき、日程を確認しておくのが望ましいでしょう。

また、情報が手に入らなくて気がついたら志望度の高い大学院の試験日程が被っていたなんてこともありえます。優先順位は考えておいた方がいいかもしれません。

希望の大学院にどうしても行きたい場合

さて、大学院選びは大学の頃と違って偏差値やネームバリューでいくものではないという話は割とメジャーだと思います。

 

実際、重要になるのは入ってからの研究室や研究内容なのですからこの話は間違っていないでしょう。就活に関してはもしかしたらネームバリューは関係あるのかもしれませんが、就活成功しても残りが全部失敗したら元も子もありませんから。

 

ですがどうしても学部受験の失敗にリベンジしたい、とか高学歴が欲しいという人だっていると思います。そういう人が希望の大学院に受かる可能性を上げる方法があります。

 

それは希望大学の別分野の大学院を複数受けること。例えば2020年度の東大の大学院募集要項では工学系は8月終わり、農学系は7月終わり、経済系は9月頭。

 

こんな風に大学院の各分野ごとに入試の日程は違っています。裏を返せば同じ年にこれらを受けることも可能であるということ。

 

...まぁ、試験も全部内容が違うんで複数受けて闇雲に受験科目を増やすくらいなら自分の専門分野の勉強を突き詰めて希望分野の大学院だけ受かるようにした方が絶対いいですけどね。

 

もしくは一次募集に落ちたら、二次募集で同じ大学院を受けるとか。二次募集を全ての大学院で実施する保証はないですが、だいたいの大学院は別日程での二次募集を実施しています。

 

滑り止めを準備して二次募集でもう一度希望の大学院に勝負を挑むというのもどうしても行きたいのではありなんじゃないでしょうか。

専攻ロンダ向け-専攻を変える場合でも大学院の選択肢は割と多い!-

希望の大学の大学院に行きたい!という場合は意外と挑戦のチャンスは少ないのですが、複数の選択肢のうちのどこかに行きたいのであればチャンスは多いことは分かってもらえたと思います。

 

分野が同じであれば、大学院は違っても試験問題が被っていることも多いですし。そしてこれは同じ分野で別の院に行きたいという場合だけでなく、別分野の大学院に変えたい場合でも同じです。

 

大学院は試験への合格と研究室の先生から許可さえもらっていればどこの分野からどこの分野に進学しても構わないシステムですから。

ただ、別分野に移動する場合は学部の下積みが無い分不利になる可能性を考えなければなりません。研究室生活でも大学院入試でも、です。

 

ただ、過去に大学院を重点化した結果、別分野でも簡単に入れるくらい門戸を広げてくれた大学院も存在します。コピペですが(確か元は2chだった気がします)、以下に昔のものを貼っておきますね。

【専攻ロンダしやすいかもしれない大学院重点化した大学 】

[独立研究科]
・東京大学大学院・新領域創成科学研究科・学際情報学府
・東京工業大学大学院・ 総合理工学研究科・社会理工学研究科・イノベーションマネジメント研究科
・京都大学大学院・エネルギー科学研究科・人間・環境学研究科・地球環境学舎
・東北大学大学院・情報科学研究科・生命科学研究科・環境科学研究科・医工学研究科
・名古屋大学大学院・ 国際開発研究科・情報科学研究科・多元数理科学研究科・環境学研究科
・九州大学大学院・総合理工学研究院・システム情報科学府
・北海道大学大学院・環境科学院・地球環境科学研究院
・電気通信大学大学院・情報システム研究科
・筑波大学大学院環境科学研究科(修士)・生命環境科学研究科(博士)・システム情報工学研究科
・早稲田大学大学院 情報生産システム研究科
・大阪大学大学院 言語文化研究科・国際公共政策研究科・情報科学研究科・生命機能研究科
・九州工業大学大学院 生命体工学
その他、広島と神戸、群馬大工学研究科が大学院重点化

[大学院大学]
・ 北陸先端科学技術大学院大学 (JAIST)
・ 奈良先端科学技術大学院大学 (NAIST)
・ 産業技術大学院大学 (AIIT)
・ 情報科学芸術大学院大学 (IAMAS)
・ 総合研究大学院大学 (SOKENDAI)
・ 政策研究大学院大学 (GRIPS)
・ 沖縄科学技術大学院大学 (OIST)
・ グロービス経営大学院大学
・ 事業構想大学院大学

引用元:https://matome.naver.jp/odai/2142831673582350001

けっこう昔のリストですし、実際にはもっと専攻ロンダしやすい大学院は多いはず。逆にここに載っていても難化していたり、そもそも高学歴なところは絶対的な難易度で試験を見ると全然簡単じゃなかったりする場合も。

 

とりあえず選択肢が多いことのイメージくらいは持ってもらえたと思います。選択肢と人気で見ていくと、専攻ロンダで大学院に入ること自体はそこまで難しいことではありません。

終わりに

大学院の入試は学部の入試と違い受験チャンスが複数あります。これによって大学院浪人というのはあまり存在しません。

 

自分の大学院に落ちてもどこか他の学校を受けることも十分に可能ですからね。

もちろん自分のやりたい研究を求めて他大学院に行くもよし、学歴ロンダや専攻ロンダをするもよし。けっこう好きに決めることができます。

 

ただ注意なのですが、大学院と学部を同じように見ていると痛い目に見ます。学校のネームバリューに釣られることがダメとは言いませんが、そこだけしか見ていないと研究でつまづく可能性が非常に高いでしょう。

 

移動したその先のことまで考えて他大学院の受験をするべきなんじゃ無いかと僕は思います。

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